目次
1. はじめに〜腸も筋肉でできている〜
先日、クライアントさんと腸の話をしていたとき、
「えっ、腸って自分で動かせないんですか?」と驚かれました。
実は腸は、私たちの意志では動かせない「特別な筋肉」でできています。
でも大丈夫。リラックスすることで、腸はちゃんと元気に動いてくれるんです!
今日は、腸がどんな筋肉でできているのか、
そして、リラックスがなぜ腸活のカギなのかをお話ししますね。
2. 腸は「平滑筋」でできている
腸の壁を作っているのは、「平滑筋(へいかつきん)」という筋肉です。
この筋肉は「不随意筋(ふずいいきん)」と呼ばれ、自分の意志で動かすことができません。
たとえば、手を上げたり、足を動かしたりするのは自分でコントロールできますが、
「今から腸を動かそう!」と思っても、腸は動いてくれません。
腸は、私たちが意識していなくても、休まずに動き続けてくれているありがたい筋肉なのです。
3. 腸を動かすカギは「自律神経」と「リラックス」
では、腸をスムーズに動かすにはどうしたらいいのでしょう?
答えは、「リラックスすること」。
腸の動きは、「自律神経(じりつしんけい)」によってコントロールされています。
自律神経には2つの働きがあり、
- 活動・緊張モードの【交感神経(こうかんしんけい)】
- リラックス・休息モードの【副交感神経(ふくこうかんしんけい)】 があります。
腸が元気に動くのは、副交感神経が優位なときです。
つまり、私たちがリラックスしているときに、腸もスムーズに働いてくれるのです。
だからこそ、睡眠時間をしっかりとることも、腸活には大切になってきます。
逆に、ストレスや忙しさで交感神経が優位になると、腸の動きは鈍くなってしまいます。
4. 骨格筋を動かして腸をサポート
さらに、腸の周りには「骨格筋(こっかくきん)」と呼ばれる筋肉もたくさんあります。
たとえば、
- 腸腰筋(ちょうようきん):腰から脚をつなぐインナーマッスル
- 腹直筋(ふくちょくきん):いわゆる腹筋
- 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん):骨盤の底を支える筋肉群 など。
これらの骨格筋は、自分の意志で動かすことができ、
骨格筋をやさしく動かすことで、腸への血流もよくなり、腸の動きもサポートされます。
「リラックス」+「適度な身体の動き」、この組み合わせが最強です!
5. 今日からできるリラックス腸活習慣
腸を元気にするために、今日からできることをまとめます。
✅ 深呼吸をする
✅ ゆったりストレッチをする
✅ 軽いウォーキングをする
✅ お腹を温めて血流をよくする
✅ 夜はしっかり休んで副交感神経を働かせる
どれも特別なことは必要ありません。
「リラックスする時間を意識して作ること」が、腸活の第一歩です。
6. まとめ
腸は、自分の意志で動かすことのできない「平滑筋」という筋肉でできています。
でも、リラックスすることで、自律神経のバランスが整い、腸は本来の力を発揮してくれます。
腸活のコツは、頑張りすぎないこと。
リラックスする習慣を、ぜひ今日から始めてみてくださいね。
あなたの腸も、きっと喜んでくれるはずです。
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