自然栽培と自然療法の共通点

今日は、北海道美唄市にある「清水自然園」さんの稲刈り体験に参加してきました。

「清水自然園」さんでは、自然栽培という農法で、作物を育てています。

自然栽培とは

「自然栽培」とは自然の力をいかんなく引きだす永続的かつ体系的な農業方式の呼称です。肥料・農薬には頼らず植物と土の本来持つ力を引き出す農業です。

自然栽培は、一切の肥料・農薬を使用しません。
「自然栽培」の定義は自然界を師として、自然から学び、自然を尊びながら自然に添っていく中で大自然の法則を田畑に応用する農法です。

農家は膨大な年月を費やして、土づくり、タネづくりを行います。
いわば“土からもタネからも逃げない“、そして、肥料や農薬に頼ることなく大自然の潜在能力を田畑に発揮すること、植物の本来の生き方に向き合うこと、これをもって「自然栽培」と呼んでいます。

自然栽培全国普及会ホームページより

もう、その景色が素晴らしいんです。

自然いっぱいの里山です

こんな景色を見ながら、集まった人たちで、手で稲を刈り、わらで束ねて、はさがけ(木材などを組んでつくった「はさ」に、刈り取った稲をたばねて かけること)をしました。そして、天日で乾燥させるそうです。

私は稲刈りは初めての体験で、一つ一つ教えてもらいながら作業していきました。

途中、雷を伴う大雨で作業を一旦中断しましたが、1時間ほどで晴れてくれて、作業を再開することができました。

お昼に、自然栽培で育てたお米のおにぎりと、自家製のお味噌を使ったお味噌汁、とれたてのじゃがいもをふかしたものや、フライにしたもの。そして鹿肉の唐揚げまでいただきました。もう何を食べてもおいしくて、午後の作業も頑張ることができました。

薬や農薬などを使わずに、もともと持っている力を引き出す。
自然療法では薬を使わずに人間のもともと持っている自然治癒力を高めますが、自然栽培も肥料や農薬を使わずに植物と土の本来持つ力を引き出していると聞き、同じだなと思いました。

自然栽培の奥深さを学びながら、人間も自然も循環しているんだなと感じることができた1日でした。

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