あなたの不調、血液の汚れが原因かも?避けたい食品と化学物質

血液をきれいにするために控えてほしいもの

血液をきれいにするために、控えるべきものを、控えた方がいい理由が知りたいと思いました。機会がありましたら、解説お願いいたします

メルマガ読者さんからご質問いただきました!
ありがとうございます!

いつも、おすすめの食べ物(玄米・野菜・海のもの)と合わせて控えてほしいものを次のように説明しています。

  • 動物性食品(肉、卵、乳製品)
  • 砂糖(人工甘味料も)
  • 化学物質(薬、農薬、食品添加物、ヘアカラー、合成洗剤など)

現代社会は便利になった面もあるのですが、その代わりに不自然なものが増えてしまいました。
食べるものと出すもののバランスが悪くなっているから、身体から出そうといろんな症状が現れるというわけなんです。

動物性食品を控えてほしい理由

肉って大事なタンパク源ですよね、って思う方も多いと思うのですが、動物性タンパク質は分解される時に、アンモニアという有毒物質をつくります。

このアンモニアは腸から血液に入ってきますので、肝臓が解毒しなくてはなりません。食べる量が多ければ、肝臓が処理しなければいけない量が増え、肝臓が疲弊してしまいます。

肉だけではなく、動物性タンパク質は同じように腸内環境を悪化させてしまうので、血液を汚してしまうんですよね。うんちやおならが臭い時は、動物性食品をお休みすると、改善する可能性がありますよ。

 例えば肉は、実はお腹の中で大変な悪さをします。西洋人はもともと狩猟民族で肉を食べていたため腸が短く、肉は消化されると、すぐに体外に排出されますが、日本人は農耕民族で穀物菜食をしていたため、腸が長く、肉は消化に時間がかかります。
 そのため、肉のカスが腸内に長く残り、腐敗してしまうのです。
 そしてさまざまな毒素が発生し、血液が汚された結果、内臓や細胞の機能がうまく働かなくなり、炎症を起こしてしまいます。その炎症が細胞のガン化なのです。
 肉に限らず、卵や牛乳などの動物性タンパク質はみな同じような作用があり、腸内環境を悪化させて毒素を発生します。
 それが血液を汚し、全身をめぐることによって、がんだけでなくさまざまな病気を次々と引き起こします。

若杉友子:長生きしたけりゃ肉は食べるな,幻冬社,p24,2013.

日本人の腸が長いから、肉を食べると腸の中にとどまる時間が長くなってしまい、腐ってガスを発生させて、そのガスが有毒なんだということがわかりました。

おならが臭いときは、腸内環境が悪くなっているサインです。
自分の腸を労ってあげたいですね。

砂糖を控えてほしい理由

砂糖は今やどんな食品にも含まれていて、一般的な料理本にも砂糖を使うことが当たり前のように記載されています。

砂糖が入っていると、脳は「美味しい」と感じます。そうして、やめられなくなるんですよね。

砂糖は食べ物のなかで、もっとも健康に悪い影響をおよぼし、驚くほど多くの病気に関係しています。

  • 血糖値の急激な上昇(→すい臓の疲弊)
  • 血糖値の急激な下降(→低血糖と副腎の疲労)
  • ビタミン・ミネラルの欠乏
  • からだを冷やす
  • 感染症が起こりやすくなる

これだけを見ても、砂糖の影響ってすごいなぁと思うのですが、身体だけでなく精神にも影響します。本間真二郎さんの著書「病気にならない暮らし事典」より引用します。

*砂糖が子どもたちの精神に与える影響
 砂糖をとると血糖値が急上昇し、膵臓から血糖値を下げるホルモンであるインスリンが大量に出ます。その結果、今度は血糖値が急低下し、下がりすぎる状態になります。血糖値が下がることは、からだにとっては緊急事態ですので、副腎からアドレナリン、ノルアドレナリンを出して血糖を上げます。
 このアドレナリンがいわゆる「攻撃ホルモン」です。これがイライラ、怒りなど攻撃的になる原因になり、キレる、いじめ、家庭内・校内暴力、じっとしていないなどの行動につながるのです。
 いっぽう、ノルアドレナリンはいわゆる「不安・恐怖ホルモン」です。これにより、不安、恐怖、うつ状態を引き起こし、引きこもり、不登校、無気力などにつながります。
 もちろん、ほかにもさまざまな要因はありますが、現代社会が抱える子どもたちの心の問題のほとんどが、砂糖というたった一つの要因で説明できてしまうということです。

本間真二郎:病気にならない暮らし事典,セブン&アイ出版,p122-123,2016.

砂糖が脳に及ぼす影響がこんなにもあるのかと驚きますよね。
私も甘いものが大好きだったので、なかなか減らすのは苦労しました。
私自身も砂糖を減らせるように、まずはみりんにしてみたり、メープルシロップにしてみたり、いろいろ工夫しながら少しずつ減らしていきましたよ。

化学物質を控えてほしい理由

化学物質はすべて、身体にとっては異物です。食べたり飲んだりした異物は、まず肝臓が処理して、有害なものを無害なものにしてくれています。

ですが、髪の毛に直接つけるもの(ブリーチやヘアカラー、パーマ液)は頭皮から吸収されて血液に入ったり、おむつや紙ナプキンはお股の粘膜から吸収されて血液に入ったり、衣類に残っている洗剤や柔軟剤も皮膚から吸収されて血液に入ってきます。

空気が汚れている場所では、鼻や口から呼吸を通して入ってきます。その汚れは肺に入って血液に入ります。

肝臓を通らずに直接血液が汚れてしまう可能性もあるということです。
血液は全身を巡回していますので、その途中で肝臓を経由して、汚れた血液は解毒されるはずですが、肝臓の処理能力を超えてしまったら、解毒が難しくなります。

毎日飲む薬は特に肝臓に負担をかけている

どんなに食べ物に気をつけて無農薬や添加物を避けていても、毎日薬を飲んでいたら、肝臓には負担がかかり血液は汚れてしまいます。

西洋医学の薬のほとんどは、石油を原料とした「脂溶性の化学薬品」です。
脂溶性のものは水に溶けにくいため、尿から出すことができません。人は脂溶性の化学薬品を効率的にからだの外に排出する機能をもっていないため、蓄積されることになります。
(中略)
消化管で吸収された化学薬品は、まずは肝臓に運ばれます。化学合成物はとくに分解しづらいため、肝臓に多くの負担がかかります。負担をかけ続けると、肝機能が悪くなります。肝機能が悪くなると、ますます化学薬品を処理する能力「解毒能」が低下します。

本間真二郎:病気にならない暮らし事典,セブン&アイ出版,p256-257,2016.

だからこそ、今飲んでいる薬を減らせるように、食事やストレスフルな生活を整えていくことってとっても大事なんですよね。

薬を減らしたいですって、ぜひかかりつけ医にお話ししてみてください。
まだ減らせないねと言われたら、どういう状態になったら薬を減らせるのかを聞いてみてください。

まとめ

控えたいものについて説明しましたが、一度に全部控えることはなかなか難しいと思います。
私も何年もかかって変えてきました。その間に体調不良になって、変えなければならない状況にもなったこともあります。
もし今なんとかしたい体調不良があるのでしたら、この控えてほしいものを控えるだけで変わってくると思いますよ。参考にしてみてください。

薬を使うことが当たり前だった看護師の私が、子どもの喘息をきっかけに自然療法に出会い実践して薬をやめることができた経緯を、7日間無料メルマガ講座でお伝えしています。興味がありましたら、ぜひご登録ください。

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