下痢をしている子どもの食事について

1歳の娘さんの風邪について、相談がありました。
前回の記事はこちら

ブログを読んでくださり、さらに感想をいただきました。

ブログも読ませてもらいました。
私の食事からなんですね!まだミルクも母乳両方飲んでるから、とりあえず食事気を付けてみます!

でも風邪引いてからいつも1日1回くらいのうんちが、少量で1日3〜4回出るようになったんだけど、これも悪い物を排出しようっていう身体のサインの一部なのでしょうか?

それともなんか下痢っぽい胃腸風邪の症状なのかな?とか考えてて、でも戻す事もないし、お粥、ミルクは割といつもより少ないけどちゃんと飲めれる食べれるって感じで、、。

様子を見れる下痢と、すぐに病院に行くべき下痢の見分け方

下痢すると、心配ですよね。
特に赤ちゃんの場合は、痛いとか、苦しいとかも泣くことでしか表現できないので、どこがどう辛いのかを把握するのが大変です。

下痢をした時は、お子さまの機嫌と、うんちの状態と回数をよーく観察しましょう。

便が緩いけど、水っぽくなくて、機嫌もよければ様子を見れる

緩いけど、水っぽい便ではない時は、回数が増えてもそれほど心配ありません。
水分をとれるように、母乳をあげたり、玄米の上澄みをこまめにあげましょう。

水っぽい下痢が何回も続く、粘液が出る、機嫌が悪い時は病院へ

ですが、粘液が出てくるような下痢や、透明の水みたいな下痢の場合は注意が必要です。下痢の回数がどんどん増える場合には、水分がとれないと脱水になる危険があります。すぐにぐったりしてしまうので、病院に行くことをお勧めします。

吐く・下痢の両方がある時は、すぐに病院へ

また、吐いて下痢もして、という場合はすぐに病院に行きましょう。

下痢をしている時の食事について

母乳を与えている場合は、お母さんの食事が大事

母乳をあげている場合は、お母さんの食事を整える必要があります。

玄米・野菜・海のもの(海藻など)を食べるようにする
動物性食品(牛乳・肉・卵)を控える
飲み物は、水または麦茶にする
身体を冷やさない

母乳も血液から作られます。
血液をキレイにすることで、赤ちゃんにキレイな血液を届けます。

母乳だけではなくミルクも併用している方は、ミルクは下痢がおちつくまで休んだ方がいいです。牛乳は腸壁を傷つけてしまうからです。
下痢の時は、腸の負担を減らしてあげると回復が早くなります。

母乳を飲んでいない場合は、子どもの食事を整える

母乳を飲んでいない場合は、お子さまの食事を整えていく必要があります。
内容は上記で述べたお母さんの食事を整えるのと基本的には同じです。

玄米・野菜・海のもの(海藻など)を食べるようにする
動物性食品(牛乳・肉・卵)を控える
飲み物は、水または麦茶にする
身体を冷やさない

加えて、玄米の上澄みをたくさん作って、こまめに飲ませてください。

玄米の上澄みの作り方
  1. 玄米(生米からでも、玄米ご飯からでもオッケー)を少し鍋に入れ、水を多めに入れて、火にかけます。
  2. 水分が白っぽくなってきたら、玄米の栄養が水の方に出てくるので、お好きな濃さで飲んでください。
  3. 上澄みができずにおかゆになった場合は、水を足して、上澄みを作ります。
  4. 残ったご飯粒はおかゆとして食べることができます。

玄米の上澄みは、玄米に含まれている栄養素がたっぷり入っている上に、デトックスの力もあります。胃腸に負担をかけずに、老廃物を出す力を高めてくれるので、体調が悪い時でも、安心して飲むことができます。

どうぞお大事にしてください。

体調不良の時は、自分の身体の自然治癒力を高めるチャンスです。老廃物をしっかり出せる身体になると、身体も心もスッキリします。私も自然療法に取り組み始めてから、出し切ることを意識するようになりました。出し切るコツがつかめると、回復も早いので、楽になりますよ。私が自然療法に取り組んだのは息子の喘息がきっかけでした。薬をやめて、自然療法を実践することで、どんどん元気になっていきましたよ。興味のある方はぜひメルマガ登録をお願いいたします。

今すぐメルマガを読んでみたい!と思われた方はこちらから

元看護大学教員が教える薬に頼らない暮らし方無料メルマガ講座