手術をしてもしなくても、どちらを選ぶかはあなたが決めていい。

卵巣のことで手術を勧められて、悩んでいる方へ。

私の師匠は、20歳で妊娠がわかった時に、同時に卵巣のう腫が見つかりました。
なんとなく違和感はあったものの、はっきりした痛みではなかったそうです。

当時、担当だった若い医師から「妊娠が進むにつれて痛みが出てくるから、赤ちゃんは諦めて手術をしましょう」と言われ、手術の日程が決まりました。

いよいよ手術が近づいてきたある日、隣の患者さんを診にきた高齢の医師が覗き込んで言いました。

「この患者さんいくつ?」

「20歳です」と担当医が答えると、

「そんな若いのに手術をしたら妊娠しづらくなる。薬で抑える方法にした方がいい」

その一言で、手術は回避されました。卵巣のう腫は2〜3年かかりましたが違和感もなくなり、その後、師匠は3人のお子さんを出産されました。

卵巣の手術について、知っておいてほしいこと

私は看護学生の実習で、婦人科病棟にいた経験があります。手術の説明を受ける患者さんの様子や、合併症で辛い思いをしている方を実際に見てきました。

卵巣の細胞を調べるには、手術をして病理検査に出すのが一般的です。でも、その手術には少なくないリスクがあります。

全身麻酔の合併症、開腹手術による腸の癒着、腸閉塞のリスク。子宮もとる場合には、その後ろにある尿管や、排尿・排便に関わる大事な神経が傷つく可能性もあります。自力で排尿や排便が困難になるリスクも、ゼロではありません。

手術の説明の時に、これらの合併症を一度に説明されます。
それを理解して、納得して、同意書を書くことになります。

それが本当に大変なことだと思うのです。

自分に起きるかどうかは、誰にもわかりません。でも、可能性はある。

そして、がんかもしれないととった卵巣が、実は良性だったということもあります。良性だったらとらなくてもよかったかもしれない、と後悔する可能性もある。

一方で、手術をしないでいて、気づいた時には手遅れになってしまう可能性もある。

あなたはどう生きていきたいですか?

手術をしてもしなくても、どちらにもメリットとデメリットがあります。

だからこそ、自分で考えて自分で決めることがすごく大事だと思っています。

あなたがどう生きていきたいか、それを元に決めることが大事なんです。

どちらを選んでもいい。でも、後悔しない選択をしてほしい。

そのために、「考える時間を持っていい」ということを、知っておいてほしいのです。

自然療法を暮らしに取り入れると、体調を崩す前に整えられることが増えていきます。何より、「気持ちいい!」と感じながら体が変わっていくのが魅力です。

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